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グレン・グールド(ピアノ)

gould.jpgグレン・グールド 27歳の記憶』(DVD)

何年か前、仕事を終えた夜に銀座テアトル西友で見たのが、この1時間ほどのドキュメンタリー映画。グールドと言えば、ピアニストとしては独特の解釈によるバッハの演奏で知られ、私生活においては常軌を逸した言動でも非常に有名とのこと。

ところが、恥ずかしながら私は、それまでグールドについては名前くらいしか知らなかったので、ハミング(この歌声も大いなる魅力だと後で知った)しながら鍵盤を弾くその演奏も、年がら年中マフラーや外套を身にまとっているその姿も、この作品を見るまで実際に見たことも聴いたこともなかった……。初めてきちんと聴いた演奏は、その過激なまでの言動に対して、非常に繊細な印象を受けた。力強くもあるのだが、どこか、触れると壊れてしまうような「もろさ」も漂い、初めて耳にするグールドワールドに魅せられた1時間は、あっと言う間に過ぎてしまった。

gould2.jpgバッハ:ゴールドベルク変奏曲』(CD)

映画を観た翌日、音大出の友人にグールドについて尋ねたら、「バッハ弾きの中でも、異端というか、とんがった人たちが好んでグールドを聴いていた。逆に、正統派を自認する人たちはグールドを認めていない風潮があった」と聞き、不思議とさらに愛着を増幅させてしまった私は、さっそく『バッハ:ゴールドベルク変奏曲』(CD)を購入。

例のハミングは録音技師泣かせというが、これが麻薬的に心地いい。夜中に真っ暗な部屋で1人で聴いていると、身体に音が染みわたる感覚でふにゃふにゃになってしまう、私にとってはそんな1枚。

コメント (2)

こんばんは、ぼくも blog をする時は、
グレン・グールドを iTunes で付けっぱなしにします。

ゴールドベルグ変奏曲は特に好きです。

はじめてCDデジタルのすごさを感じたアルバムでした。

同好の士が居てうれしいです。

余丁町散人さん、おはようございます。
コメントありがとうございます。

私はまだまだ若葉マークのグールドリスナーですが、
聞いていてとても気持ちよくなれるので
これからも聞き続けたいと思います!

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2003年06月19日 12:16に投稿されたエントリーのページです。

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