日本代表(ウェブサイトはクローズ)は今夜、大分スタジアムでカメルーン代表と対戦する。12月の東アジア選手権には欧州勢の招集が見送られそうなので、来年2月に始まるW杯予選前にベストメンバーで臨めるラストチャンスと思われる。
Jリーグのスケジュールの影響だろうが、日本で催される代表戦は平日のナイターが多い。W杯開催中のようなお祭りムードでもあれば早退も笑って許されるかもしれないが、今回のような試合をリアルタイムでテレビ観戦するのはなかなか難しい(いわんやスタジアム観戦をや)。さて、どうしよう……?
リアルタイムで観られない以上、録画した試合を観るしかないのだが、録画したスポーツを観るのはかなりツライ。ビールじゃないが、スポーツも「生」に限るのだ。とはいえ、好きなんだからどうしようもない、生で観られない以上、録画したものを観るしかないのである。となると、生ではない状況で、いかにおもしろく観られるかに知恵を使おうと考える。
スポーツの録画観戦で一番大事なことは、「結果を知らない状況で臨む」こと。
スポーツを録画している日は細心の注意が必要である。いまのご時世、注目度の高いニュースを「知らないで過ごすこと」はことのほか難しいからだ。まず、試合開始後は日刊スポーツ・コムなどのニュースサイトは絶対に見てはいけない。また、ニュース関連のメールも危険だ。なかでも一番気をつけなければいけないのは“周囲の人の口”である。僕はスポーツを録画している日は、周囲の人間に「試合の結果を知らないままで帰りたいから、絶対に口にしないでね」と頼んでいる。なかには「知りたい? すごいよぉ?」なんて茶化しに来る連中もいるが(笑)、みんな概ね協力的なので助かっている。これでほぼ情報隔離は完成する。
しかし、落とし穴は意外なところにある。以前、サッカーの代表戦が行われている最中、僕は周囲の暖かい好意に包まれながら“試合経過を知ることなく”仕事に邁進していた。一刻も早く仕事をフィニッシュさせて、録画したゲームを見ることを楽しみにしながら……。そんななか、ちょうど仕事を発注していたクライアントから1通のメールが届いた。題名は「スケジュールのご相談」。納期は間近に迫り、これ以上の遅れは許されない状況だったので、なんとか調整しなければいけないなぁ……なんて思いながらメールを開く。ふむふむ。進行が遅れているので3日ほど納期を延ばして欲しいという依頼だ。5日ほどの余裕もっていたので3日だったら許容範囲内だ……なんて思いながらお仕事モードでメールを読み進むと、末尾にそれまでの苦労を打ち砕く衝撃的な一文が……。
「P.S. やったー! 日本もなかなかやりますね。このまま残り数分を耐えきって欲しいですね」
これは反則だろーーーー! あなたとは仕事だけのお付き合いだったのに……(涙)←もちろん先方には悪意などこれっぽっちもなく、僕がサッカーを好きだってことを知っていての好意のメッセージです。
なるほど、「知らずに過ごすこと」の難しさを痛感しました。
さてさて、今夜はどうなることやら……。

