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DVDで『二百三高地』を観た

二百三高地
仲代達矢 舛田利雄 あおい輝彦 夏目雅子 丹波哲郎 森繁久弥

おすすめ平均 
国家のために命をかけた日本民族のドラマ
司馬遼太郎の「殉死」を読むべし
見応えある大作です!!
心に残る傑作
乃木より児玉

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日露戦争の旅順要塞攻略を描いた映画。見始めるまで知らなかったが、堂々3時間の大作である(深夜に見始めたら明け方になってしまった……)。上のデータを見るとおり、日本を代表する役者が多く登場する。

おそらく司馬遼太郎の『坂の上の雲』『殉死』といった作品がモチーフになっていると思われ、『坂の上~』で描かれている台詞のやり取りなども見受けられた(もちろん、それが史実に基づいたものかもしれないけど……)。

本作の主人公は仲代達也演じる第三軍司令官、乃木希典である。準主人公的な存在は児玉源太郎で、こちらは丹波哲郎。ほかにも若き現場将校を演じるあおい輝彦が戦術を遂行する戦場の激烈さを伝えている。

堂々3時間と言ったけど、実際はあっという間に時間が流れるほど緊張感あふれる構成で退屈させられることはない。テーマソングである『防人の詩』(さだまさし)が効果的に用いられ、戦地に赴く男たちの望郷の念を浮かび上がらせていた。今度『坂の上の雲』を再読しようと思っているんだけど、BGMは『防人の詩』で決まりだね。

乃木軍団の戦術的なミステイク(多くは参謀長である伊地知のミスリードだと言われているが)のような戦略的なことはあまり触れられていないのが残念といえば残念だが、それよりも、「戦争」という国家的な狂気を遂行する人間たちの弱さや脆さがにじみ出ていたのは良かったと思う。きっとそれが狙いなんだろうな。レンタルDVDでも出回っているようなので、おすすめ。

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2004年11月05日 11:33に投稿されたエントリーのページです。

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