いよいよ佳境に入ってきた2004年NHK大河ドラマ『新選組!』。昨夜は試衛館以来の同志である井上源三郎が鬼籍に入った。個性豊かな新選組幹部にあって、ただ1人の普通の人だった「源さん」、これまで描かれてきた隊士たちの死はそれぞれの個性が出ていて印象深かったが、今回、源さんの死がどのように描かれるのか期待して見た。
大政奉還がなされ、隊内でも内部抗争が一向に収まらないなど、新選組を取り巻く環境は甚だ不安定ななか、武闘派の面々は日々慌しく活動していた。その一方で源さんの存在は益々目立たなくなっていた。おそらく源さんはそんな自分の居場所を、勇から養育を託された周平(近藤勇の養子縁組を解消された谷三十郎の実弟)の傍らに見出したのだろう。周平と接するときの源さんは、試衛館時代の「温かいおじさん」に戻っていた……。
近藤勇が狙撃され重傷を負い、隊内は混乱を極めた。局長のあだ討ちを叫び激昂する原田左之助や永倉新八はもちろん、常に冷静な土方歳三までもが我を失って立ち上がる。土方を筆頭に幹部連中があだ討ちに向かおうとするその時、源さんが「土方!」と(普段なら「副長」と敬意を表する土方に対して)呼び捨てでその行動を諌める。
今回の見所は、この「土方!」という一言と、源さんが落命した直後に大暴れする斎藤一の異様な強さだと思った。マトリックスさながらの特殊効果はユーモアか……。死んだ源さんが大坂城で療養中の勇の前に現れるシーンは感動的だったが意外性はなく「やっぱり最後はこうなるか」という気もした。


コメント (1)
はじめまして?
おんなじネタだったのでTBさせてもらいました。
あたしとしましては、斉藤の最後の暴れっぷりも素敵でしたが、源さんを抱きかかえる土方くんの顔でかなり土方の好感度アップでした。
源さんのマトリックスがなかったら、さらに号泣だったかも!?
投稿者: Asari | 2004年11月16日 05:46
日時: 2004年11月16日 05:46