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『家守綺譚』は最高!

家守綺譚
梨木 香歩


おすすめ平均 
ほんの百年すこしまえ
美しい世界
気持ちがほっこりしてくる和モノ幻想譚の風情
狸・河童・人魚...。最高ですね
しっとりした空気

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早世した友人宅の留守番(家守)をすることになった主人公が、小鬼や河童といった四季折々の(?)小さな物の怪たちと触れ合いながら、次第に心を通わせてゆく。ゆっくりと流れていく時間も心地いい。

家守になった途端に、死んだ友人があの世から現れたり、庭のサルスベリに惚れられたり、はたまた不思議な力を持つ犬のゴローを飼うことになったりと、主人公の周辺では常にある種霊的というか幻想的というか、とにかく不思議な出来事が起こる。駆け出しの物書きである主人公は、たいていのことは受け入れながらも、時にはやっぱり戸惑ってしまう。そんな主人公のよき相談相手は、どこか超然とあっけらかんとしている隣のおかみさんだ。おかみさんの存在感は本書の中でとりわけ際立っている。各話の無駄のない構成力も光る。

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2004年12月22日 01:38に投稿されたエントリーのページです。

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