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「むこうだんばら亭」乙川優三郎の最新刊

むこうだんばら亭
乙川 優三郎


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山本周五郎~藤沢周平の流れをくむ時代小説作家、乙川優三郎の新刊が登場。本書は連作短編集で、過去に傷をもつ男女が営む小料理屋(居酒屋?)にまつわるさまざまな人々のドラマを各編でつづっている。はじめは少し淡々としているかなと思ったけど、さすが乙川氏、徐々に味わいがにじみ出てきて最後は一気に何編かを続けて読みきった。ラストがすがすがしく終わっているのも気持ちいい。

時代小説というと長くて読みにくくて……と敬遠している人には、本書くらいの(いい意味での)軽さの小説からトライしてみるといいだろうね。本当なら、当時の風俗や慣習までどっぷりはまれる長編小説を読むといいのだけど、僕のまわりにも敬遠している人はいるからね。

とにかく、小説の魅力を知らずに死ぬのはもったいないですよ(笑)。

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2005年04月26日 13:22に投稿されたエントリーのページです。

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