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「第43回宣伝会議賞」と「ひとつ上のプレゼン。」

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一流クリエイターの登竜門「宣伝会議賞」の公募がはじまりました。今回のキャッチフレーズは「コトバのバトル。」です。クリエイティブで知的な戦いで盛り上がりそうです。賞金は100万円ですが、その栄冠は100万円以上の価値をもつでしょう。

ペン1本と紙さえあれば誰でも100万円を獲得するチャンスがあるという手軽さが最大の魅力です。
また、実際に企業の広告に採用される応募作品もあり、応募者の生の声が企業に反映されるという数少ない例と言えます。(応募概要より引用(抜粋))

20万件もの応募がある「狭き門」ですが、それだけにチャレンジし甲斐はありますよね。
この賞の実行委員長はコピーライターの眞木準さんです。あれ、眞木準って最近どこかで見た気がする……、と思ったら、つい先日読んでいた本が、「ひとつ上のプレゼン。」という眞木さんの本でした。

「ひとつ上のプレゼン。」は、眞木準さん編著によりまとめられた、タグボートの岡康道さんや多田琢さん、シンガタの佐々木宏さんなど、日本を代表する19人のクリエイターたちによるプレゼン論です。だれもが目にしたことのある広告やプロジェクトの「プレゼン」がどのように行われたのか、その経験やノウハウが大公開されています。「電通や博報堂の枠を超えて、これだけの人たちが集まるのは奇跡だ」と広告業界に勤める知人が言っていたので、やっぱりすごいことなのでしょう。内容もやっぱりすごかったです(笑)。

一例を挙げれば「2002年の日韓ワールドカップ」。皆さんも記憶に新しいでしょう。このワールドカップを日本に誘致するプロジェクトを手がけていたのが、電通の杉山恒太郎さん(現同社執行役員)です。杉山さんはインターネットにも明るく、インタラクティブ広告の分野でもよく知られていますね。
杉山さんが「ワールドカップ招致プロジェクト」の舞台裏やプレゼン資料(初公開なのだそうです!)を語っているのですが、当初の「日本単独開催」から「日韓共催」への方針転換にまつわるエピソードや、世界的に活躍する「プレゼンコンサルタント」の存在など、『ガイアの夜明け』真っ青の劇的なドラマです。もちろん、プレゼンやコミュニケーションのノウハウも余すところなく述べられています。

このほかにも、2年前の阪神優勝時、その翌日に新聞の全面広告で星野監督(当時)が「あ~、しんどかった」や「勝ち組、負け組み、そんなん、ないんや!」といった印象的な広告を出していましたが、そのプランニングとコピーを手がた中村禎さん(電通)が紹介していた「星野監督へのプレゼン資料」も印象的でした。

プレゼンというと、どうも小手先のテクニックの話になりがちですが、この本では、もっと根っこのほうにあるコミュニケーションの原点について述べられているような気がしました。企画に関する仕事をしている人だけでなく、事務系の人も学生さんにも十分に役に立つ内容だと思います。

話を「宣伝会議賞」に戻せば、眞木準さんは「眞木準実行委員長ご挨拶」でこのように述べておられます。

応募は3つほどコツがあります。~中略~ 2つめは審査員の作品を研究すること。一次審査員と最終審査員のコピーやアイデアを広告物や作品集から見てみることです。宣伝会議賞対策だけでなく、自分の勉強にもなりますから。クリエイティブにも傾向と対策があるわけです。~以下、略~(「眞木準実行委員長ご挨拶」より引用(抜粋))

なんというベストタイミング! 「ひとつ上のプレゼン。」には、眞木さんをはじめ小島令子さん(コピーライタお)、柴田常文さん(電通C&D)、中村禎さんといった「宣伝会議賞」の審査員の方々が多く登場しています。ご本人の考え方や過去の作品も掲載されているので、この本は「宣伝会議賞」応募への格好の参考書になりそうです。

「宣伝会議賞」の応募を考えている方は、絶対に読んでみたほうがいいと思います。すでに読んだ方は、第2弾「ひとつ上のアイディア。」(予約受付中。こちらのページにページイメージがありました。サムライの佐藤可士和さんが出ているようです)を読まれたうえで宣伝会議賞に応募してはいかがでしょうか。

ひとつ上のプレゼン。
4844320807眞木 準

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第2弾も出るみたいですね。現在予約受付中とのことです。

4844321889ひとつ上のアイディア。
眞木 準

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コメント (5)

TBありがとうございます
「宣伝会議賞」気になりますねえ。実は 「ひとつ上のプレゼン。」、買ったはもののまだ読んでいなくて。。これを機にちゃんと読もうかなあ。

トラックバック有難うございました。
「宣伝会議」さんに研修をお願いしていますが、その成果を占う意味でも挑戦したいものです。
「ひとつ上のプレゼン」はいろいろな意味で教えられました。参考にしながら、挑戦したいものです。

chiefさん
コメント+トラックバックありがとうございます!
「ひとアイ」が発売予定なんですね!知りませんでした。早速予約しました。
情報提供ありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。

トラックバックありがとうございました。
眞木準氏が仰る応募における3つほどコツに縛られると
"プレゼンのためのプレゼン"になってしまうような気がしますが
公募広告賞という性格上、必要な戦術なのでしょうね。

TBありがとうございました。
「ひとつ上のプレゼン。」を読めば読むほど、もしかすると3つのコツは気にならなくなるのかもしれませんね。「ひとつ上のアイディア。」については知らなかったので、参考になりました。

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2005年10月25日 12:23に投稿されたエントリーのページです。

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