藤沢周平の「秘太刀 馬の骨」を読みました。「馬の骨」という秘伝の剣技をめぐる謎解きが物語の骨子です。
藤沢周平といえば「隠し剣」シリーズが有名です。人知れず継承された秘技を背負った主人公たちの強さと哀しさがにじみ出ていて大好きなシリーズです。この「秘太刀 馬の骨」もこうした「隠し剣」シリーズのような物語だと、読む前はイメージしていました。
ところが、その期待は大きく裏切られることになりました。もちろん「いい意味で」の裏切りです:-)
この「秘太刀 馬の骨」は剣士ものではありますが、実に上質なミステリー小説です。亡き先代師範より「馬の骨」を授けられたのは誰なのか?
読み終わったいまでも、まだ自分の推理に確証がもてません。アマゾンのレビューでもどなかたかが書かれていたように、もう一度読むとまた違った読み方をしてしまうかもしれません。なんという深みのある小説なのでしょうか。
これは超おすすめです。最後の章の構成はお見事!の一言に尽きます。素晴らしい小説だと思いました。
| 秘太刀馬の骨 | |
![]() | 藤沢 周平 おすすめ平均 ![]() 解釈二つ。読み返すごとに印象が変わる。 本の世界にひたってみよう 私だけ…? 眠れない夜がまた一つ 極めて上質な謎解きの愉しみAmazonで詳しく見る by G-Tools |

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