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「天保悪党伝」(藤沢周平)を読む

天保悪党伝
藤沢周平の「天保悪党伝」を読みました。その題どおり、天保の世に生きる悪党たちを主人公にした6編の作品からなる連作集です。松林伯円の「天保六歌撰」という講談にインスパイアされての作品だそうで、この「天保悪党伝」でも河内山宗俊、片岡直次郎、金子市之丞、森田屋清蔵、暗闇の丑松、三千歳の6人がそれぞれ主人公になっています。

彼らは(この小説においては)「悪党伝」という題名からイメージするほど悪い人たちではなく(笑)、どこか弱々しくて頼りなさげであったりおっちょこちょいであったりして、実に憎めない連中です。

そのため悪党話というより、「いい話」になっていて、いつもの藤沢節が炸裂しています:-)
タイトルほどおどろおどろしくないので、藤沢周平さんのファンならぜひ読んでみてください。

天保悪党伝
天保悪党伝藤沢 周平

おすすめ平均
stars残念
stars花魁が印象深い。

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2006年10月10日 13:08に投稿されたエントリーのページです。

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