以前に読んだ宮本輝『約束の冬』で印象に残った一節、徒然草の第百五十段とその現代語訳を引用する。
徒然草第百五十段(『約束の冬』より)
能をつかんとする人、「よくせざらんほどは、なまじひに人に知られじ。うちうちよく習ひ得てさし出でたらんこそ、いと心にくからめ」と常に言ふめれど、かく言う人、一芸も習ひ得ることなし。いまだ堅固かたほなるより、上手の中にまじりて、毀り(そしり)笑はるるにも恥ぢず、つれなく過ぎて嗜む人、天性その骨なれども、道になづまず、みだりにせずして年を送れば、堪能(かんのう)の嗜まざるよりは、終に(つひに)上手の位にいたり、徳たけ、人に許されて、双(ならび)なき名を得る事なり。
天下のものの上手といへども、始めは不堪(ふかん)の聞こえもあり、無下の瑕瑾(かきん)もありき。されども、その人、道の掟正しく、これを重くして放埒せざれば、世の博士にて、万人の師となる事、諸道かはるべからず
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日本で出版するためにオースター自ら目次を編んだという本書『トゥルー・ストーリーズ』。その内容は、これまでにオースターが様々な場所で書いてきたエッセイをまとめたもので、翻訳の柴田さんの仕事もいつもながら素晴らしい。
まだ読み始めたばかりだが、今朝方に読んだ以下に引用した箇所はとても印象的だったのでメモ代わりに残しておく。若きオースターが本をむさぼり読むさまと、それによって彼の内面に与えた大きな影響について語ったくだりである。
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一流クリエイターの登竜門「宣伝会議賞」の公募がはじまりました。今回のキャッチフレーズは「コトバのバトル。」です。クリエイティブで知的な戦いで盛り上がりそうです。賞金は100万円ですが、その栄冠は100万円以上の価値をもつでしょう。
ペン1本と紙さえあれば誰でも100万円を獲得するチャンスがあるという手軽さが最大の魅力です。
また、実際に企業の広告に採用される応募作品もあり、応募者の生の声が企業に反映されるという数少ない例と言えます。(応募概要より引用(抜粋))
20万件もの応募がある「狭き門」ですが、それだけにチャレンジし甲斐はありますよね。
この賞の実行委員長はコピーライターの眞木準さんです。あれ、眞木準って最近どこかで見た気がする……、と思ったら、つい先日読んでいた本が、「ひとつ上のプレゼン。」という眞木さんの本でした。
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以前に宣伝会議賞に関するエントリーでも少し触れた「ひとつ上のプレゼン。」の続編「ひとつ上のアイディア。」があちこちで話題になっています。有楽町の紀伊国屋書店に行ったらビジネス書売り場にPinkの表紙がどーーんと並べられていて結構インパクトありました。売れているみたいですね、スーパースターがめいっぱい登場するし、中身もいい本だから当然か……。
ちょっと前に百式でプレゼント企画をやっていましたが、11月23日には青山ブックセンター本店でトークショウも行われました(予約で満席になったので行けませんでした、残念!)。Design BLOGさんが当日の模様を記事にしていますが、すごく充実したイベントだったようです。いいなぁ。。。
そしてさらに、人気ブログ「29man(ニクマン)」で「ひとつ上のアイディア。」の新たなプレゼント企画が展開されています。「29man(ニクマン)」といえば、P&Gの「アイラブ困ったさんコンテスト」などのキャンペーンを手がけて2005年の「Web人 of the year」を受賞したマーケティングプランナー、渡辺英輝さんのブログですね。
詳しくはこちら→「29man loves アイディアマン コンテスト」
応募したい人は自分のブログに「自分の発想法」を書いて、29man(ニクマン)宛てにトラックバックを送信して応募するんですね。
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歴史に「たら・れば」は禁物だが、歴史ファンはそれを考えることをやめられないものです。幕末から明治維新にかけて命を落とした人物で、「生きていたらどんな世の中になったか……」を考えるとき、常に上位にあるのは坂本龍馬、高杉晋作、吉田松陰といった面々です。しかし、この「峠」を読めば、そこに「河合継之助」という名前を加えたくなるはずです。
「峠」の主人公である河合継之助は、越後長岡藩に生まれた一介の武士です。親の跡目を相続せずに、30歳すぎまで書生として過ごしていました。この男が、やがては大抜擢を受けて筆頭家老までのぼりつめ、幕末の動乱のなかで長岡藩の運命の舵を取ることになるのです。
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羽生善治さんの「決断力」を読みました。厳しい勝負の世界で長期にわたってトップを張っている人だからこその言葉にあふれた素晴らしい本だと思いました。
空白の時間を作ることは、心や頭をリセットすることだ。ぼんやりすることは誰にでもできるだろう。仕事や人間関係などを頭からすべて捨て去り、生活の中に空白の時間をつくることは心身のリフレッシュにつながるはずだ。(97ページより引用)
ぼくは仕事中に雑談もするし、ぼけ~っとしていることもよくあります。まわりから見ると、もしかすると何もしていないように見えるかもしれません。だけど物事を考えるときは徹底的に考えています。ぼくにとって、無駄なことや何もしないことは、一気にアクセルを踏み込むための「アイドリング状態」なのかもしれません。ときどきガス抜きをして自分の中に「余白」を作り、そこに新鮮な空気を送り込む作業を繰り返しながら「新しいこと」を考えています。
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