裸足の1500マイル【DVD化を強く希望!】

すでに公開が終了した映画の中で、見逃したことをとっても悔やんでいる作品がこの『裸足の1500マイル』。舞台は1930年代のオーストラリア。人種同化政策の犠牲になった親子の物語で、実話に基づく作品である。
母の待つ故郷まで2400キロ、アボリジニの幼い少女3人は、 オーストラリアを縦断するフェンスをたよりに歩きだす…。(公式サイトより)
人間のアイデンティティとはいったい何なのだろう。最近はそんな事を考えることも多い。
DVD化が本当に待たれる。

すでに公開が終了した映画の中で、見逃したことをとっても悔やんでいる作品がこの『裸足の1500マイル』。舞台は1930年代のオーストラリア。人種同化政策の犠牲になった親子の物語で、実話に基づく作品である。
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人間のアイデンティティとはいったい何なのだろう。最近はそんな事を考えることも多い。
DVD化が本当に待たれる。
昨日は時間ができたので、109CINEMAS港北まで行って『X-MEN2』を観てきた。ちなみにこの映画館、いつも比較的空いていておすすめ。私も(自宅からは少し遠いけど)行列に並ばずのんびり映画を楽しみたいときはセンター南(横浜市営地下鉄)まで繰り出すことが多い。
内容は前作同様にとても楽しめた。特殊能力を持つミュータントと、その撲滅を図りたい人間との戦いを描くストーリーは前作の流れを受けてのもの。ミュータントの世界も一枚岩ではないのだが、今作では、苦境に陥ったミュータント陣営がどのように立ち向かうのかも見ものである。
『X-MEN』の原作(人気アメリカンコミック)を読んだことはないが、少なくとも映画を観るかぎりにおいては、この作品の背景にあるのはマイノリティーのアイデンティティーに関する問題であることは間違いないだろう。『X-MEN2』は確かに超ド級のエンターテインメント作品だが、人種や思想を超えた人類の共存という非常に重いテーマを静かに訴えている。人種差別をはじめとする米国社会が抱える様々な社会問題が物語の中に見え隠れしていた。
なお、前振りなくいきなり本筋に入るので、前作を観ていない人はDVDやVIDEOを観て予習しておいたほうがいいと思う……。
昨日、[マイカル松竹シネマズ本牧]で映画[8 Mile]を観た。チャンスを目の前にしながらも前に踏み出すことができない主人公の姿から物語は始まる。ラップを題材に、成功を夢見ながらも鬱屈した日々を過ごす主人公のサクセスストーリー。
客席には「エミネム信者」とおぼしきラッパー風の若者が多いが、この[8 Mile]はビジネスパーソンも自分の姿と重ね合わせることのできる部分の多い作品だと思う。アカデミー賞(最優秀主題歌賞)を受賞した音楽も愉しめた(ちなみに私はラッパーではありませぬ…)。押韻!
『たそがれ清兵衛』(DVD)
出演:真田広之、宮沢りえ ほか
監督:山田洋次
藤沢周平は好きな作家だが、この作品は未読。そのため、先入観なく映画として愉しむことができた。さえない下級役人が、家族を愛し、女性を愛す。そうした大事なものを守るため、理不尽な組織の論理に巻き込まれていく。
クライマックスの決闘シーンでの決着のつき方に少し違和感を覚えたが、他の藤沢作品が与えてくれる「じんわり心に染みる」感動を十分に味わうことができた。各映画賞を総なめにした宮沢りえの演技も素晴らしく、決して幸せとは言えない境遇にある女性をたおやかに演じている。
いい日本映画だと思う。ただ、ラストの語りはかえって余韻を打ち消してしまっていた。個人的にはこの部分は不要かと……。
タランティーノの新作『KillBill』を観た。話題作なので混雑を覚悟してたけど、109CINEMAS港北は意外と(?)空いていてやや拍子抜け(まぁ、いつも空いているからこの劇場を選ぶんだけどね……)。
内容は、いい意味でタランティーノらしいB級テイスト炸裂、(これまたいい意味で)間違った日本観のオンパレードで、非常に楽しめた。『バトルロワイヤル』での演技がタランティーノの目にとまり白羽の矢を立てられたという栗山千明(ゴーゴー夕張)の怪演ぶりも見事だった。
また、タランティーノ作品の大きな魅力であるサウンドトラックは、この作品においても十分に魅力的だ。タランティーノの音楽センスの良さは、1996年にリリースされている『タランティーノ・コネクション』からもよくわかるが、この『KillBill』のサウンドトラックももちろんセンス抜群。
僕的には「星3.5個」といったところか。
先日のエントリーで石川さゆりの『飢餓海峡』について触れたが、近所のTSUTAYAに映画『飢餓海峡』が置かれていたのでさっそく借りてきた。主演は三国連太郎で、娼婦役の左幸子、ベテラン刑事役の判淳三郎らが脇を固める。若きエリート刑事として健さん(もちろん高倉健)も出演。
3時間にも及ぶ大作で、登場人物の心情描写も実に細やか。東京に出た左幸子が三国をひょんなことから見つけるシーンなども思わず鳥肌が立つほどだ。また、デカとして現役だった判淳三郎のしぶとくねちっこい印象と、引退した後の彼が醸し出す寂しさの対比も見事だった。(当時の)三国連太郎は(いい意味で)悪人顔が役にピッタリで、青年期の猛々しい役どころはもちろん、後年の成金ぶりも実にハマっていた。健さんもフレッシュ。
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ゾルゲといえば一級の大物国際スパイだが、その日常や情報収集活動を描くにあたって、ほとんど緊張感を演出できていない。その代わりに、突然に大きなボリュームになる音楽にビックリさせられたが、これは緊張感を与えるどころか鬱陶しさを感じてしまう。全体的にほんわかしたドラマ風で、後述する『アドルフに告ぐ』(手塚治虫著)で印象的だったスパイ活動の「命がけ」さ加減が全然伝わってこない。最後にベルリンの壁が崩れる映像と共にIMAGINEが流れ、篠田監督の歴史観がこの場面に集約されている気がしたが、ゾルゲ事件を3時間とはいえ短い時間で描く作品において、その帰結に戦後の東西冷戦という大きな物語を持ち出すのも納得できない展開だった。一緒に見始めたGFは冒頭で見切って早速と昼寝をしていた……。ただ、永澤俊矢の演技は本作の中でギラギラとした独特な存在感を放っていた。
ほのぼのとした映画を観たいなあと思い、周囲で評判のよかった『ほたるの星』を観に行った。原作は読んでいないが、実話がベースにある物語で、山口県の小学校を舞台に新米先生と生徒達が地元の川で蛍を飛ばそうと卵から育てるのがメインストーリー。同時に、教師として成長していく青年と、いろんな事にぶつかりながら成長していく子供たちの姿も描かれる。
Yahoo! ムービーでの評価もそこそこ高いようだが、予想に違わず「普通に」いい映画だなと思った。ツボはきちんと抑えてあるので、安心して「ジーン」とさせられる。ただ、僕もラストシーンのCGによる演出は過剰だったと思う。
個人的には、こうした映画はけっこう好きだ。子供たちの目には、どんなに小さな出来事でも大事件に映る。そんな子供たちが一生懸命に何かに取り組んでいる姿は、それだけでもドラマチックだし、かつ、自分の幼いころと重ね合わせられるので二重に楽しめる。懐かしい風景も疲れを抜き去ってくれた。
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「なかなか泣かせる教師モノ」としては、じきに東京でも公開される『機関車先生』も原作の小説(以下↓)が面白かったので楽しみにしている。こちらは瀬戸内海の小さな島の小学校に赴任した言葉を話せない教師の話。小説ではけっこう泣かされた(こういう話には弱いので……)。
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貧困から家族を守るために脱藩、京に上った後は新選組に加り「人斬り貫一」などとも呼ばれたという吉村。隊士からは守銭奴と蔑まれながらも、せっせとお金を貯めて家族に送り続ける。中井の演技の巧みさか、吉村のこの守銭奴ぶりが実にコミカルで、銭に汚いというドロドロとした印象は微塵も感じさせない。隊士切腹の折りに介錯を務めた吉村が、「お清め料」を渡す土方歳三に「刀が刃こぼれして……」などと何のかんのと理由をつけて給金をつり上げていく場面も微笑ましく笑いを誘う。
一方、脱藩の場面や、鳥羽伏見の合戦の後に吉村が藩邸を訪れるシーンなど、思わずジーンとくるところも多い。なかでも、吉村の嫡男である喜一郎が素晴らしい。脱藩しなければ家族を養えない父親の心情は言うに及ばず、文武両道に優れた父が古い身分制度のために身を立てられずに苦悩している様子も、ぜーーんぶ理解したうえで父を送り出し、残された家族を幼い身の上でひたすらに守る。偶然にかつての友人と出逢ったときに喜一郎が土下座しながらひたすら(脱藩して迷惑をかけたことを)詫びるところなど、観ているこちらが辛くなる。貫一郎が新選組の同僚に自慢するとおり本当に「過ぎた息子」である(貫一郎自身も立派な侍であることは言うに及ばないが……)。
このほかにも、吉村家の上司にあたる大野家の親子との関わりなど、「泣きどころ」は多い。昨夜は遅い時間に観たのだけど、泣いてしまってなかなか眠れなかった(一度、劇場で観たにも関わらず……)。新選組に関心がある人はもちろん、NHKの大河ドラマで新選組に初めて触れたという人にもオススメ。近藤や土方といった大物だけでなく、それぞれの隊士にもドラマがあるということが上手く描かれている。
●もう1つの『壬生義士伝』もいい!
2年くらい前の新春12時間ドラマ(テレビ東京系)で放映された渡辺謙主演の同名時代劇も超オススメ! 12時間ドラマだけあって、徹底的に深いところまで描き込まれている。号泣度も5割増し。
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マイク・マイヤーズやキャメロン・ディアス、エディ・マーフィー、アントニオ・バンデラスら豪華声優陣でも話題の『シュレック2』を観た。シュレックスタイル(?)のフィオナ姫とシュレックのハネムーンで幕が開くので、前作を見ていないとツライかも……。
まだ観ていない人も多いと思うので、ネタばれにならないよう気になった点だけ書きます。
この映画はユーモアのセンスが抜群! 他の有名アニメ映画のキャラ(親指姫や眠り姫など)もふんだんに登場し、ツボをついて笑わせてくれる。なかでもピノッキオが活躍(?)するシーンなどは、よく練られた台詞回しに感心させられながら大笑いさせられた。
ストーリーはシンプルで、笑いあり少しの泣き所ありの物語だが、90分のあいだ見事なアニメーションを目いっぱい堪能できた。今度は子供が生まれたって設定で続編がありそう……(?)。
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観たかった映画『シービスケット』をDVDでいま観終えた。この物語、実話である。
馬主、ジョッキー、調教師という関係者全員が人生のどん底という逆境の元で一頭の馬に賭ける。敗者復活の美学で貫かれた作品で、普通の人なら(皮肉じゃないよ)素直に感動できるはず。前半戦のシービスケットが勝ち進み成功していく様はいわば前菜で後半に向けた前フリ。といっても実話なので本人たちは「前フリ」なんて気持ちはサラサラなかろうが……。で、ここからが見所。成功の頂点にあったシービスケット関係者なかで、ホントつまらないことが原因でジョッキーのレッドが再起不能の大怪我を負う。このあたりからがこの物語の真骨頂である。
足に大怪我したレッドはジョッキーの座を降ろされる。代役を勤めた友人ジョッキーが憎らしい奴なら「負けるなレッド!」と感情移入もしやすいのだが、こいつがまたいい奴で泣かせるのであるから始末が悪い(笑)。足の怪我を理由にレッドをシービスケットに乗せようとしない馬主に向かって、レッドを乗せてやりたいと願う代役(いい人)の彼は「足よりも先に心がつぶれる」と言う。このあたりも何ともニクい。もちろん馬主も悪意ではなく、善意でレッドを気遣っているのだ。
といった感じで、全員が「いい人」なのがこの物語のミソだ。これがフィクションだったら、周囲は悪人ばかりで、そんな中で立ち向かうヒーローの物語になるのだろうが、この映画の中では登場人物がみんな温かい心の持ち主なのである。そのあたりが本作に「癒し」効果を加味している。
レッドとシービスケットのラストシーンは思わずこぶしを握る感動モノ。
映画『僕はラジオ』を見てきた。知的なハンディキャップを持った若者(ラジオ)が、ハイスクールのフットボールチームの手伝いきっかけに次第に世間に心を開いていくという話で、米国で新聞で紹介されて大きな反響を呼んだ実話がベースである。
実話がベースにあるということで、無理やりで過剰な演出をしないでも“事実で勝負できる”といった制作者の気構えが感じられた。観ているこっちとしては、それでも感動しちゃうんだけどね。
とはいえ所々に「泣かせどころ」が用意されていて、そこはこれでもか!と力の入った「泣き場」になっている。たとえば、正式な生徒じゃないので遠征のバスに乗れなかったラジオが皆を見送って佇んでいるシーンとその後の彼の行動などは、制作者の「ここで泣かせてやる! さぁどうだ」って声が聞こえてくるほど……。で、こっちも見事に泣かされちゃうんだけど(笑)。
力のある役者が演じているからか、とにかく映画全体から「安心感」が感じられてよかった。時間の流れに無理せずゆったりと話が流れ、観ていて疲れることなくストーリーに身を預けていられる。最後にちょっとだけ実在のラジオやコーチが出てくる構成も作品の温かさを印象付けた。いい映画なのに、一部の劇場でしか公開されていないのが残念だ。
| 二百三高地 | |
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日露戦争の旅順要塞攻略を描いた映画。見始めるまで知らなかったが、堂々3時間の大作である(深夜に見始めたら明け方になってしまった……)。上のデータを見るとおり、日本を代表する役者が多く登場する。
おそらく司馬遼太郎の『坂の上の雲』や『殉死』といった作品がモチーフになっていると思われ、『坂の上~』で描かれている台詞のやり取りなども見受けられた(もちろん、それが史実に基づいたものかもしれないけど……)。
本作の主人公は仲代達也演じる第三軍司令官、乃木希典である。準主人公的な存在は児玉源太郎で、こちらは丹波哲郎。ほかにも若き現場将校を演じるあおい輝彦が戦術を遂行する戦場の激烈さを伝えている。
堂々3時間と言ったけど、実際はあっという間に時間が流れるほど緊張感あふれる構成で退屈させられることはない。テーマソングである『防人の詩』(さだまさし)が効果的に用いられ、戦地に赴く男たちの望郷の念を浮かび上がらせていた。今度『坂の上の雲』を再読しようと思っているんだけど、BGMは『防人の詩』で決まりだね。
乃木軍団の戦術的なミステイク(多くは参謀長である伊地知のミスリードだと言われているが)のような戦略的なことはあまり触れられていないのが残念といえば残念だが、それよりも、「戦争」という国家的な狂気を遂行する人間たちの弱さや脆さがにじみ出ていたのは良かったと思う。きっとそれが狙いなんだろうな。レンタルDVDでも出回っているようなので、おすすめ。
| ヘブン・アンド・アース | |
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時代劇ファンとしては、かねてから見たいなぁと思っていた『ヘブン・アンド・アース』をついに見た。中井貴一出演ということでも注目していたが、中井について言うと最後に意外性のある役どころだったので、いい意味で裏切られた。ヒーロー役だと思っていたんだけどね。ただ、日本からの遣唐使という設定が果たして必要だったのかどうかは疑問も残る。日本マーケット向けの戦略的起用?と思ったりもする…。
内容についてはそれほど目新しくはない。命を狙う者と狙われる者、お宝を狙う者と守る者……、それぞれの目的と野望が交錯しつつ戦いが繰り広げられてゆく。ラストは『七人の侍』みたいな戦を演じて幕を閉じる。仏教的要素が超自然的なファンタジーとして用いられ、物語の大きな位置を占めていたのはやや違和感がのこった。
ハラハラさせられる場面もあるし、じわっと感動させられるシーンもある。ヒロインは「単なるマスコット?」という感もあったが、周囲の知人たちが言うほど悪くなかったと思う。
中国奥地を旅行したいと思っている僕にとっては、そのスケールの大きな風景がとくに印象的だった。シルクロードは一度は行ってみたい場所ですね。この映画に登場する砂漠の中に忽然と現れる街並みなども、かつて訪れたモロッコやチュニジアでの1人旅を思い起こさせられた。
銀座のCINE SWITCHで『いぬのえいが』を観た。犬好きのGFに連れられ、どういう映画だか知らないで劇場に向かうと、ポスターには何匹かの愛くるしい犬のアップの写真がある。「ははぁ、よくある“ペットって可愛いよね”映画か……」と観る前から見切った気分を抱きつつ着席。公開3日目だからか会場は比較的混んでいた。
そんなこんなであまり期待してなかった(それでもペット映画だからじーんとする場面はあるだろうな、、くらいは思っていた)が、冒頭から度肝を抜かれた。
「な、なんなんだ……、この映画は?○×△!」
詳しく書いてしまうとネタばれしてしまうのでガマンするけど、従来型の直球勝負なペット映画とはぜんぜん違う。もちろん全体のボリュームの中ではそういった要素も重要なパートではあるが、オムニバス形式なのでいろんなストーリーで素材で構成されておりバラエティ豊かだ。ペットビジネスへの強烈な批判が込められた一編も印象的だった。
笑いあり、涙あり。とくに後半の「泣き所」は制作者側の「ほぉら、こうすれば泣けるでしょう」といった狙いがみえみえだったが、こうして作り手が繰り出す技になすがまま身をゆだねるのもいいものです。だって、ジャイアント馬場の16文キックをよける奴って見どころないもんね(変なたとえかな?)
ということで、泣けました。かなり。
#最近、本にしろ映画にしろ泣いてばかり……。「人間、ときおり感動しないと精神の調和がとれない」と信じてこれからも泣こう(謎)。
仕事をしながら、BGM的にずっと流しているDVDが、この『ブエナ ビスタ ソシアル クラブ』です。舞台はキューバ。全編にわたってキューバ音楽が流れてきます。
行ってみたいなぁ、キューバ。数年前にコスタリカ~パナマには行ったことがあるんだけど、どうなんだろう、似ている感じがしたけど違うのかな? ゲバラの『モーターサイクル・ダイアリーズ』も見ようと思いながらまだ見られていない……。
夏ですねぇ。キューバ音楽は暑さをポジティブな気持ちにもっていってくれます。
キューバの町や人々の生活の様子もよくわかり、旅に出たくなる作品です。とはいえ、ストーリーにのめり込まずにBGMとして楽しむこともできるので、流しっぱなしにしてちらちら見ながらでも十分に満喫できます。
| ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブ | |
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藤沢周平の同名小説を題材とした映画『蝉しぐれ』を観ました。原作はとても印象に残っており思い入れも強いのですが、映画って「1冊の小説を2~3時間にまとめる」という制約があるからね。比べられるものではないと思います(これは昨年に放映されたテレビドラマ版も同じですね)。以下は「できるだけネタばれしない範囲で」述べる感想です。なのでストーリーには深く突っ込んでいません……。
全体的に静かな感じがよかったです。そのぶん、欅御殿での殺陣(たて)のシーンが際だっていた印象です。緩急って大事ですね。
藩内の派閥争いの構図が、いまひとつわかりにくかったかもしれません。全体をギラギラと毒づいた印象にしないため、各派閥の首領のキャラクターをあえて際だたせないようにした演出にもとれましたが、原作を知らない人には相関関係を整理しづらかったかも。
「泣きどころ」は少年期のワンシーンですが、そこはかなりの時間を費やして描かれていました。それもあってか、後半はやや駆け足になっていた感もあります。限られた時間で「大きな物語」を伝えなければならない関係上、どうしてもせりふが多くなるのは仕方ないことだと思いますが、作り手はみんな本当はもっと黙した演技を見せたかったのかも……、という気もしました。
いずれにしても、できれば原作を読んでからご覧になることを、個人的にはおすすめします。
| 蝉しぐれ | |
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また、名作の誉れ高いNHKのドラマ版『蝉しぐれ』もおすすめです。
| 蝉しぐれ | |
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以前から原作の小説を読みたいと思っていたけど、なかなか手に取る機会がなく、先にDVDを観ることになりました。
昭和初期からの大阪における在日朝鮮人史とも言える内容で、主人公たちの生き様は「生きる」というより「生き抜く」という言葉が当てはまる凄まじさです。「生きる」ことって苦しいなあ……、「家族」のつながりって残酷だなぁ……、ということを強く感じさせられる。
暴力シーンについて語られることの多い作品ですが、とっても悲しい物語です。
夜中に1人で観ると、どん底まで沈みます。。。
| 血と骨 通常版 | |
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三谷幸喜が手掛けたテレビドラマ「HR」は、三谷が愛してやまないシチュエーション・コメディ(三谷がいう「シットコム」)です。
定時制高校を舞台に、教師と生徒との日常を描いた、鬼才・三谷幸喜によるシチュエーションコメディ。英語教師・轟は、気の弱い性格ゆえに、うまくクラスをまとめる事が出来ない。そんな時、不審な男が教室に入るところを生徒が目撃し、事件が起こる。(Amazon.co.jpのレビューより引用)
シチュエーション・コメディって、馴染みがないのでなかなかわかりにくい。やや乱暴な例を挙げるとザ・ドリフターズの「8時ダヨ 全員集合」のドラマ仕立てのコントのようなものです(よね?)。
若き日の加山雄三が初々しく、三船敏郎演じる赤ひげ先生との駆け引きがとてもいいです。
台詞まわしやカメラアングル、照明の使い方など、映像作品としてのクオリティも非常に高く、「ああ、こういやって物を作るんだなぁ」と思わされます。暗闇でおとよの目が光るシーンは鳥肌ものです。
物語としても秀逸で(原作は山本周五郎)、3時間あまりの長い映画ですが飽きることはなかったです。

最近、山登りに行くことがよくあります。といっても、本格的なものではなくて、ハイキングのようなものですけど……。
それの影響でしょうか、山岳小説や山岳映画にもハマっています。この「運命を分けたザイル」は、ドキュメンタリー映画ですが、山の美しさや恐ろしさが見事に描かれてて圧倒されます。
・パートナーが宙吊りになって身動きがとれない
・パートナーは骨折していて自力歩行ができない
・宙吊りのパートナーを支えている自分の足場が不安定で、このままだと自分も滑落する危機がある
このような状況にあった場合、あなたならどうするでしょうか?
極限の状態において、生き延びるために何をするか……、この映画は教えてくれるかもしれません。
人間の弱さ、強さ、とはいったい何なのでしょうか……。
内容(「Oricon」データベースより) アンデスの雪山で起こった遭難事故を忠実に再現した奇跡の生還劇。現地で大自然と悪戦苦闘しながらも、事故の細部まで再現された映像に衝撃と感動を覚える作品。生か、死か、極限状態の中で人はどんな行動をとるのか…。(Amazon.co.jpの紹介文より引用)
これがフィクションだったら、これほどの心を動かされることはないでしょう。なぜって、こんなこと、ありえないと思ってしまいそうだから……。
このところ、DVD「次郎長 背負い富士」を観ている。
NHKの木曜時代劇で、原作は山本一力の「背負い富士」。
主人公は、清水の次郎長こと長五郎。
次郎長の男っぷりを描いたエンターテインメント作品でとても楽しめる。